クライミングシューズの匂いをケアする方法

皆さんはクライミングシューズのケアはどうしているでしょうか。

匂いや汚れが気になったりしないでしょうか。

クライミングシューズは裸足で履くことも多いので、汗が染み付き匂いがすぐに出てしまいます。

そんなクライミングシューズのケア方法についてご紹介します。

クライミング用靴下を履く

クライミングシューズは、裸足で履く人と、靴下を履く人に分かれます。

ボルダリングは足の感覚が重要なので、靴下を履かない方が本当はよいのですが、どうしても匂いや衛生が気になるという方は、クライミング用靴下の着用をオススメします。

普通の靴下だと、足に十分フィットしないので、クライミングシューズの中で足が動いてしまいます。

特に、ヒールフックした時は、かかとが脱げてしまいそうになるのが致命的になります。

クライミングシューズ用の靴下は、足の形に合わせて作られているうえ、きつめにフィットするので、シューズの中で足が動くことが少ないです。

防臭、防菌効果がある靴下もあるので、普通の靴下よりも格段に使いやすいです。

ボルダリングジムでよく見る靴下は以下の2つです。

どちらも安価で丈夫です。

薄手で縫い目が気にならないように縫製されていて、もちろん防臭・防菌加工されています。

消臭剤を使う

裸足で履いていても、靴下をつかっていても、クライミングシューズのにおいが気になる時は、消臭剤を使う方法があります。

消臭剤は、スプレータイプ、液体等いろいろなタイプがありますが、おすすめは粉末のタイプです。

粉末タイプは非常に強力で、ボルダリングを始める前にほんのちょっと靴の中にまぶすだけで絶対に臭くなりません。

しかも、繰り返し使用しているうちに、成分がシューズにしみこんで効果が持続します。

まぶした粉は、汗で溶けて無くなってしまうので気にする必要はありません。

私が使用してきたものの中で、おすすめのものをご紹介します。

類似の商品がいくつかありますが、どれも効果は同じです。

その中で、コストパフォーマンスが最も良いのがご紹介した「ゲウォール フットパウダー」で、紹介したのは一本のみの商品ですが、三本セット等がありそちらの方がお得です。

クライミングシューズ以外に、普段使用する靴にも使えるのでとりあえず持っていても損はしません。

本当に効果絶大で、絶対に臭くなりません。

消臭剤を自作する

消臭剤は粉末タイプが良いとご紹介しました。

おすすめの商品もご紹介しましたが、もっとお得にする方法が「自作」です。

材料は

  • 焼ミョウバン  大さじ4杯
  • ベビーパウダー 大さじ1杯

この二つを混ぜるだけで、市販品とほぼ同じ効果を得ることが出来ます。

焼ミョウバンだけで使用すると、匂いは取れますが湿気を吸うと固まってしまうので、それをベビーパウダーに含まれるタルクという成分で防ぎます。

焼ミョウバンは大さじ5杯でもいいかもしれません。お好みで変えてみてください。

このような100円均一の容器に入れて使っています。

効果は市販品とほとんど変わらず、全て薬局で揃うので是非お試し下さい。

クライミングシューズは水洗い不可

クライミングシューズは水洗いしてはいけません。

アッパーが皮で出来ている物もあるためと言う事もありますが、最も大きな理由は、クライミングシューズの見えない部分にある「シャンク」の存在です。

つま先部分にあるブーメラン状の部品がシャンク(ミッドソール)

シャンクは、樹脂又は紙で出来きているため、水に濡れるとふやけてしまいます。

シャンクはクライミングシューズの硬さを決める重要な部品なので、この部分がふやけてしまうと、シューズがへたってしまいます。

水洗いはせず、水拭きして陰干しするだけにましょう。

最後に

クライミングシューズのケア方法をご紹介しましたが、正直ケアする方法はそれほど多くありません。

一度匂いが付いてしまうと、それを取り除くのは難しいので、臭くなる前にケアする方が良いでしょう。