クライミングやボルダリングを始めたばかりでどんなクライミングパンツが分からないという方のために、厳選したおすすめのクライミングパンツを紹介します。
外岩のルートに適したものとボルダリングジムに適したクライミングパンツは多少異なっているので、それぞれの特徴を説明してご紹介します。
外岩におすすめなクライミングパンツ
外岩は自然の岩を登るため、地面にはマットもないですし、平らでもありません。
岩肌はごつごつとしていて、体をぶつけるとすぐに怪我をしてしまいます。
そのため、丈の長いパンツがおすすめです。
ジムにおすすめなクライミングパンツ
室内のボルダリングジムは、マットがあり壁は岩肌ほどごつごつしていません。
多くのジムの壁は木材でできているため、多少体をぶつけただけでは怪我はしません。
また、ボルダリングは外岩よりもダイナミックなムーブが多く体を大きく動かすことが多いため、より動きやすいよう丈の短めのパンツがおすすめです。
好みの問題もあり
と、解説しましたが、好みの問題もあります。
外岩で短パンでのぼっているクライマーもいますし、逆にジムで丈の長いデニムで登っている人もいます。
日本のトップクライマー土肥圭太選手は、ほとんどの選手が短パンでコンペに出ている中、いつも丈の長いパンツを着用しています。
私もボルダリングジムでも丈の長いデニムを履いています。
クライミングでも普段使いもできるという点で考えてみると、より好みの問題が大きくなるのではないでしょうか。
丈の短いおすすめクライミングパンツ
丈の短いパンツであれば、はっきり言ってどんなものでもクライミングパンツとして問題ないと言えます。
丈が膝上であれば、ムーブの邪魔になることはほとんどないはずです。
丈の短いパンツを選ぶのであれば、できれば膝上のものを選ぶとよいでしょう。
私が使ったことのあるパンツの中からいくつかご紹介します。
THE NOTRH FACE
安心の「THE NORTH FACE」のクライミングパンツです。
厚手で丈夫なうえに伸縮性が高いので、動きやすいクライミングパンツです。
グラミチ
クライミングパンツとして名前が知られているグラミチのショートパンツです。
ちょうどよい太さと180度開脚できるように立体裁断がされているため、とても動きやすいパンツです。
丈の長いおすすめクライミングパンツ
丈の短いクライミングパンツに比べて、丈の長いクライミングパンツ選びは慎重になった方がよいです。
クライミングパンツとして売られているものでも、まったくクライミングに適していなかったということがあり得ます。
私がクライミングパンツとして購入したある商品は伸縮性がゼロで、膝が全く上がらずクライミングパンツとして全く使い物にならないシロモノだったことから、1回だけ使用して普段使いのパンツとなってしまいました。
そこで、丈の長いパンツ派の私がイチオシのクライミングパンツを紹介します。
coen
カッコイイと動きやすさを両立させたデニムです。
立体的に裁断されているうえにストレッチ性も抜群なクライミングパンツです。
デニム以外のラインナップが豊富で、好みのデザインがきっと見つかるはずです。
また、価格もクライミングパンツにしては控えめなのもうれしいポイントです。
moon
MOON ムーン メンズサイファーパンツ【クライミングパンツ・ボルダリングパンツ】
クライマーなら知っている方も多いムーンボードで有名なブランド「moon」のクライミングパンツです。
とても柔らかく、伸縮性が高いため足の動きを妨げません。
また、さらっとした履き心地なので汗をかいても体に張り付きにくく夏でも快適に履くことができます。
カラーバリエーションも豊富で、女性にもおすすめのクライミングパンツです。
heavy.
クライミングパンツとは思えないほど細身なデザインが特徴で、普段使いも問題なくで来てしまいます。
立体裁断で伸縮性があるので、クライミングパンツとしての機能も十分です。
ラインナップも様々で太めなものや、丈の短めのものもあるので、クライミングパンツとしての機能を重視する方も満足できるでしょう。
クライミングパンツとしてはかなり細身でデザインにインパクトがあるため、他人と違ったパンツが良いと考えている人にはピッタリです。