2020年はスポルティバからソリューションコンプ、スカルパからドラゴローボリュームが発売され、東京オリンピックでもジェシカ・ピルツ選手が使用していました。
2020年はクライミングシューズが豊作の年でしたが、2021年はどんなクライミングシューズが注目なのでしょうか。ここで紹介したいと思います。
evolvイボルブ ファントム
イボルブから超ハイエンドクライミングシューズ「ファントム」が発売
生産終了となってしまったアグロを思わせる攻撃的なフォルムで、アメリカが誇るクライマー、ポール・ロビンソンとダニエル・ウッズのコラボによるイボルブ渾身のクライミングシューズです。
大きな特徴は
- 一目でわかる強烈なダウントゥとターンイン
- フリクションの良いTRAX SASソール
- 足裏全体をサポートするミッドソール
- 1本のベルクロで6か所を締めることが可能
アッパーが柔らかく、アグロよりも足入れのしやすさが向上しているようです。
2021年に発売されるクライミングシューズの中では最も注目で、今後実際に履いてみてレビューをしてみたいです。
アンパラレル フラッグシップ
フラッグシップは以前こちらで紹介したクライミングシューズです。
上の記事にもある通り、楢崎智亜選手が使用しているクライミングシューズで、東京オリンピックの時にも使用していました。
特長としては
- ダウントゥがかなり強め
- ソールのフリクションがかなり良い
- フリクションが良い割に適度な硬さもある
- 生地が柔らかく足入れが良い
詳しくは記事を見ていただいた方がよいのですが、プロクライマーが使用しているだけあって性能は文句なしです。
若干横幅が太いのでサイズ感には気を付けましょう。
2021年は注目のクライミングシューズは少ない?
2020年がクライミングシューズが豊作であっただけに、2021年は若干寂しいです。
今回紹介したものいがいにも、新作があるにはあるのですがハイエンドシューズ向けでは無かったり、超短期間しか使用できないような極薄ソールだったり、ちょっと紹介しずらいものが多かった印象です。
これまで発売されたものの中にも、このサイトで紹介しきれていない良クライミングシューズもあるので、今後紹介したいと思います。