クライミングシューズのサイズ選びのポイント

ボルダリングに慣れてきてそろそろマイシューズが欲しいと感じている人もいらっしゃるかと思いますが、迷うのがサイズ感です。

まずは、自分の足型に合ったシューズを選びましょう。

足幅等は無駄な隙間が出ないように適度なフィット感が得られるものにしましょう。
クライミングシューズ選びについては以前の記事を参考にしてみてください。

シューズが決まったら次は、サイズ選びです。

無理に小さなサイズを選ぶ必要はありませんが、適正なサイズでないとシューズが馴染んできたときにブカブカになってしまい、フィット感を得られず十分な性能を発揮できません。

そこで、最も難しいシューズのサイズ選びについて解説していきます。

各メーカーでサイズは若干違う

シューズのほとんどは海外生産のため、表記がセンチメートル(cm)ではなく、USサイズ表記だったりEUサイズ表記だったりバラバラです。

しかも、同じサイズでもメーカーごとに少しサイズが違うので、今までと同じサイズを購入したからと言って、メーカーが違うとサイズも今までと異なってしまいます。

そこで、自分の適性サイズを調べるため、まず自分の足の実寸を調べます。
定規で測ってみてください。

そしたら次に下の表を参考に適正サイズを調べます。

cmの欄が0.5刻みではありませんが、大きい方のサイズを見てください
このサイズですでに十分小さいです。

ここで無理にさらに小さいサイズにすると、結局痛すぎて履けないという事態になります。
メルカリなどで売っている新品同様の商品の大半はこのような理由から売る事態になったものです。

シューズ選びになれないうちは、このようにほんのちょっと大きめを選んだほうが無難です。

サイズの表記がcmではないので、戸惑いますがシューズにきちんと書いてありますので心配は無用です。

ネット通販の場合は詳細に書いてあることが多いです。

この選び方で、実際にシューズを履くと、足が下の図のようになります。

親指が入りきらず、曲がります。

この状態で15分履き続けられるかが目安ですが、15分間ただ履くだけではなく、つま先立ちができるかなどを試してみてください。

最初はかなりきつくて、15分履き続けられるかが心配になるかもしれませんが、靴は自分の足に合わせて伸びるので、少し大きくなります。

あまりに痛い場合は少しサイズを大きくした方が良いです。
逆にそれほど痛くないのに大きくしてしまうと、シューズが馴染んで大きくなった時に、ブカブカになってしまいます。

2足目の選び方

1足目でどのような靴がいいかが分かってきていると思います。

それを踏まえてサイズを変えてみるのもいいと思います。

ここで多いのが、1足目で大きいと感じ小さくするパターンです。

1足目が大きかったからといってあまりに小さいものにしてしまうと、今度は小さくて足が痛くなってしまうので後悔することになります。

小さくしすぎるのはやめましょう。

靴下の有無

ここまでクライミングシューズのサイズ選びについて解説してきましたが、靴下の有無によって少し選び方が変わってきます。

もし、靴下を履く前提でクライミングシューズを選ぶのなら、当然足が一回り大きくなることになるので、0.5サイズ大きいものにした方が良いでしょう。

ただ、上級者のほとんどは靴下を履かずに素足です。
素足の方が、ホールドを踏む感覚がよりダイレクトに足に伝わるので足のコントロールがしやすくなります。

もし、どうしても靴下を履くのならばできるだけ薄手でぴったりとフィットするものを選びましょう。