今回はボルダリングの基本テクニック「ヒールフック」のコツについて説明します。
ヒールフックはかかとを引っかけるだけのテクニックなんですが、正しやり方を理解していないとうまくできないので、詳しく説明していきます。
ボルダリングでグレードを上げると必ずでてくるテクニックで、これを使わないとクリアできない課題が出てきます。
コツをつかめばそれほど難しくないテクニックなので、是非覚えてボルダリングの上達を目指しましょう。
ヒールフック解説
今回はこんなムーブをしていきます。
①
左手をずらして左足を乗せるスペースを作る 。
②
作ったスペースに左足のかかとを乗せる。
③
足の乗せ方は、壁に対して垂直にいれて
④
起こす。
こうすると、かかとがホールドと壁の間にしっかり食い込み滑りづらくなる。
⑤
こうなる。
⑥
体を引き付ける。
お尻とかかとを引き付ける。
右足はホールドから離して壁に押し付けるのがコツ。
こうすることで、体が下に落ちるのを防ぐ。
⑦
できた。
今回は比較的ヒールフックしやすいホールドでしたので、このくらいなら多少ヒールフックが下手でも力ずくでクリアできる事もできます。
しかし、毎回いいホールドであるわけではないので、コツをつかんで是非マスターしてください。
注意するポイント
ヒールフックのコツは
つま先を下に向けてかかとをしっかりホールドにかける
もう片方の足でしっかりスメア(壁に押し付ける事)でする
この2点です。
うまくヒールフックできない時は、この2点が出来ていない時がほとんどなので、どうしてもできない、理由が分からないという方は注意してみてください。